焼き方によって異なる「屋根瓦」の種類について
- 2022.04.20
こんにちは!
昭和初期から受け継がれてきた伝統ある瓦屋根工事店。
「原瓦店」のHPへようこそ!
私たちは、創業から受け継がれてきた技術を活かして
お客様第一を心に刻みながら、日々業務に取り組んでいます。
瓦と言えば、今はもっぱら屋根瓦のことを言いますが
他にも床に敷く「敷き瓦」や、壁に貼る「壁瓦」がありました。
そもそも、日本に瓦が入ってきたのは6世紀ごろのこと。
本葺きという施工が主流で、現在使われている「桟瓦(さんがわら)」は
江戸時代になってから普及したものです。
瓦が普及した要因として、その一つに「耐火性」があります。
そのほかにも、耐久性、断熱性にも優れ、形や色も豊富で
建物のデザインにもなじむ美観性も持ち合わせています。
瓦は、焼き方によって次のような種類があります。
それぞれご紹介していきましょう。
①いぶし瓦
焼きあがる直前に松葉などをくべて、表面に炭素被膜を作ったものです。
美しい暗灰色をしているのが特徴です。
②磨き瓦
表面を「雲母(うんも)」などで磨いて防水性を高めた瓦です。
渋い光沢があるのが特徴です。
③塩焼き瓦
一般的に「赤瓦」とも呼ばれ、焼き上がり前に塩を投入して
表面にガラス状の被膜を作った赤褐色の瓦です。
耐寒性に優れているので、寒冷地での使用に適しています。
④釉薬瓦
酸化鉄、マンガンなどの釉薬をかけて焼き上げた瓦。
金属酸化物の化学変化によって、赤・緑・青などの色になります。
強くて防水性に優れた瓦です。
当店は、一級かわらぶき技能士、瓦屋根工事技師
(社)全瓦連 瓦屋根診断技師など
瓦施工にまつわる幅広い資格を保有しています。
屋根の工事は、人生で何回もあるわけではありません。
お客様の一生に一度の買い物が、すばらしいものになるため
今後とも、ひとつひとつの業務を丁寧にこなしてまいります。
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