築年数が長い瓦屋根は引っ掛け桟瓦工法に変更しましょう!
- 2021.12.20
岐阜県を拠点に愛知や岐阜で屋根の修復作業を行っている原瓦店です。
特に築年数が長いお宅においては、昔ながらの瓦が設置されているケースが多いです。
老朽化するだけでなく、古い工法による施工になっているため、瓦の落下の危険性がとても高いです。
昔の瓦は屋根に土をつけて、その上に瓦屋根を盛るだけでした。
そのため、何かに引っかかっているわけではありません。
最近の瓦屋根は桟木(瓦を取り付ける土台のこと)に釘で打ち付ける方法が主流です。
これなら外れてしまう可能性は低いです。
また、屋根のてっぺん部分に当たる棟部には「棟金具」と呼ばれる部材を用いて屋根を固定していきます。
棟と瓦屋根が安定感を増し、剥がれたり、ずれることもなくなります。
お住まいの地域や築年数、施工業者によって異なるのですが、築年数が20年を超えている場合は土を使った瓦屋根の固定工法を採用しているケースもあるので、修繕を行うことをお勧めいたします。
それ以外にも、瓦の不具合があればお気軽にお問い合わせください。
瓦屋根の一部の損傷やズレのみでも対応させていただきます。
最近は軽い素材や薄い素材、デザイン性豊かな瓦もありますので、ぜひお問い合わせください。