瓦はどうなったらそろそろ交換すべき?
- 2024.08.20
屋根の瓦は、丈夫で長持ちするイメージがあります。
確かに瓦の寿命は一般的に30~50年ほどと言われていて、頑丈なのは間違いありません。
しかし定期的なメンテナンスは欠かせません。
経年により、瓦の表面には様々な変化が現れてきます。
まずは、瓦の色褪せが顕著になってくるのがわかります。
元々の艶やかな色合いが薄れ、地味な印象になっていきます。
これは、紫外線による劣化が原因です。
次に、割れや欠けが発生し始めるのも寿命の目安となります。
瓦は重量があるため、強風や積雪の影響を受けやすく、徐々に傷んでいきます。割れた瓦は雨漏りの原因になるため、早期の修繕が必要となります。
また、瓦の表面にカビやコケが生えてくるのも寿命が近づいている証拠です。
屋根の環境は非常に湿潤で、カビやコケの発生を許容してしまうのです。これらが広がると、見た目の美観も損なわれます。
さらに、瓦の浮き上がりや傾きも注意が必要な変化です。
浮き上がりや傾きが発生すると、防水性能が低下してしまいます。
このように、瓦には様々な経年劣化の兆候が現れてきます。そ
れらが目立ち始めたら、そろそろ交換時期だと考えましょう。
一概に何年で交換するのが良いとは言えませんので、定期的な点検を心がけることが大切です。
瓦のメンテナンスや点検、交換をご希望でしたら弊社までご相談ください。