屋根の中で最も壊れやすい箇所といえば?
- 2023.08.18
屋根の中で最も壊れやすい箇所は、雨樋です。
雨樋は屋根材とは違って、塩化ビニール素材が使用されることが多いです。
塩化ビニール素材は防水性に優れていますが、経年劣化の影響で割れやすい素材へと変化してしまいます。
厚みのある塩化ビニール素材ならそこまで割れやすくないですが、雨樋の場合、薄い半円状の形をしており、強度としては高くありません。
そのため、築年数が10年ほど経過しているお宅ですと雨風の影響で雨樋が壊れてしまった、外れてしまったなどのご相談をいただく機会も増えてきます。
屋根材のようにセメントやコンクリート素材で作られているわけではありませんので、もろくなってしまうのは仕方ない部分もあります。
雨樋がもし壊れると流水経路を確保できなくなり、生活に支障が出たり、あるいは壁シミの原因となりかねませんので早い段階での修理をお勧めします。
雨樋を仮に全取り換えしたとしても、そこまで高い費用はかかりません。
建物の大きさにもよりますが、15万円から20万円程度で直せるケースが多いです。
雨樋の修理費用ですが、どのくらいの長さを設置するかにもよるので、あくまでも相場は目安としてお考えください。
弊社では雨樋も含めた屋根工事を行っています。
お気軽にお問い合わせください。