瓦屋根にするメリットとは
- 2021.03.19
屋根に使用される材料は、色々なものがありますが、数ある材料の中からあえて瓦を選んで、瓦屋根にするメリットはどのような点だと思いますか?
瓦屋根にするメリットを解説する前に、そもそも瓦とはどういうものなのかを紹介していきますね。
瓦は、天然素材としてある質の柔らかい粘土を形成し、1,000℃以上の高温で焼成したものです。完成した瓦は、屋根に積み上げていき、瓦屋根が完成するのです。
そんな瓦は、飛鳥時代から使われていたと言われている本当に伝統のある屋根素材として有名です。飛鳥時代から令和の時代となった今でも、屋根素材としてあえて瓦を選ぶ理由は、日本の気候にマッチする屋根素材だからです。
日本の気候は、高温多湿で、屋根に受ける太陽の強い熱を瓦が吸収し、なおかつ湿度も吸収してくれることから、瓦屋根を設置している住宅は、家の中が快適で過ごしやすいと言われています。
また、瓦屋根は傷んだり破損した瓦を差し替える修繕工事を行うことができるので、定期的な点検とメンテナンスを繰り返すことで、大規模な瓦屋根工事をおさえることができるので、実はコスパがとても良い屋根材なのです。
最近では、瓦の種類も豊富にあるので、好みや用途、予算に合わせて選ぶことができ、より利用しやすくなっているので、屋根の材質を考える時には、ぜひ瓦屋根も検討してみてはどうでしょう。